ウォーターセラピーの現場から

ウォーターセラピーは、問題解決の有効な手法の一つです。 ここでは、どのような問題がどう解決して行ったのか、実際にあった出来事を元にエピソード風にご紹介して行きます。尚、登場人物の名前は全て仮名です。


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コミュニケーションの回復

定期的にセラピーにいらしている三田さん(仮名)が、お父様(70代半ば)の写真測定を一緒に申し込まれて来たのは、7月の下旬の頃でした。当時の状況について、以下、三田さんからのメールから引用してみます。

[前年までは、風邪で寝込むということさえないくらい丈夫だったのが、今年は春先くらいから、小さな風邪を引き、5月にひどい咳風邪を引きました。あまりにもひどいので、近所のお医者さんで、点滴などをしてもらったところ、一度は回復したのですが、6月に入り、また咳。咳の他、息苦しいということも言いはじめたので、すぐにもう一度お医者さんで調べてもらったところ、一度詳しく調べることを進められ、紹介状を書いてもらい、翌朝それを持って検査に行ったところ、即座に入院となりました。心臓と肺にお水がたまりにたまってしまった事で、(結果的に10キロ・・・)心不全になってしまったとのことです。]

その後、薬による治療でその水は排泄され、むくみなども取れたので7月の前半には退院したとのことでした。三田さんが相談にいらした時に伺った話では、生死に関わる体験をされたことや、しばらく入院生活をしていたことが影響したのか、退院後、コミュニケーション能力が極端に低下しているようで、そのことを懸念されていました。と同時に、この体験をきっかけに、お父様の心にずっとひっかかっている何かが解決できるチャンスなのではないか、という期待もされているようでした。

なぜなら、その兆候が既にいくつか見えかけていたからです。例えば、入院前はヘビースモーカーだったのが、退院後はたばこを吸わなくなった(少なくとも三田さんの見ている前では)とか、以前は、大皿から出されたものはどうしてもそこから選ぶことが出来なかった(三田さんによるとトラウマのようなものがあるとのこと)のが、退院後はスっと手が出るようになったと・・・こういった小さな変化がいくつも見られたというのです。

カテーテル検査では、血管も綺麗で弁も何ら問題なく、なぜ心臓や肺にそんなに水が溜まったのかは不明、というのが医師の見解だったとのことですが、私は、一連のお話を伺いながら、お父様の潜在意識や身体の調整作用が働いて、そういう状況をひき起こした、ということもあるのではないだろうか?と感じました。

7月下旬に作ったレメディは、三田さんの予想されていた通り、メンタル面に特に作用したようで、急速にコミュニケーションが正常化して来たというご報告を受けました。さらに、病院での薬による治療は引き続き行ったまま、9月の中旬に再度、新しいレメディをつくりに三田さんがいらっしゃいました。以下、新しい水に切り替えて10日ほど経った時の報告を引用してみましょう。

[今回も精神的な部分に、とてもよく作用した感じです。今回は、2度目のお水を飲み始めたとたん、言葉のキャッチボールができるようになったというか・・・。退院後、人の言葉に対応して行動するとか、言い返すとか、間をとるとか、そういったことが、びっくりするくらいに退化してしまっていたのですが、今回はその回路?が通じたようです。ここ数日は、私の動きに応じて自分もあわせて行動するとか、自分以外の行動も見られるようになってきました。病院や自宅にお見舞いにきてくれていて、流れを見ていた叔母が昨日来てくれたのですが、父の様子を見て、「ほぼ戻ったね・・・。良かったわ」と言っていたので周りの誰もが感じるほどだったようです。]

高齢者の場合、何かのきっかけで一度反応が鈍くなると、もうそのまま回復しなくなってしまう(ボケてしまう)のでは?と考える方が多いのですが、少なくともセラピーの現場で見ている限りは、そんなことはありません。元に戻るばかりか、以前より改善されるケースすらあります。その時重要になるのが、周囲の方が「どう見ているか」という点です。

このままボケてしまうのでは?と心配ばかりしたり、何か普段と違うことがあるとすぐボケたせいにしてみたり。周囲に居る人々のそういう態度、見方自体に問題があることを私は強く感じます。健康な方でも、ちょっとしたミスを何かの病気のせいにされたり、ボケたのでは?と言われたら、ショックを受けるものです。それも、ミスする度に何度も言われたら、だんだんそういう気持ちになって来るものです。

もちろん、三田さんのお父様のケースのように、レメディの飲用による変化が傍目に分かるくらいすぐ出ることもありますが、見逃してはならないのは、三田さんの場合、ご自身もセラピーを受けられていて、むやみに心配したり否定的にものを見る習慣が、潜在意識のレベルからも殆ど無くなっていたという点です。また、回復の兆しの方に注目されるなど、私がアドバイスさせて頂いたことを、きちんと実践されていたことも、重要なポイントです。

三田さんによると、大皿から料理を取れるようになったことと、煙草を吸わなくなった事は、その後も続いているようです。コミュニケーションについて、入院前より良くなっている面があること、結果的に禁煙にも成功し、トラウマのひとつも克服されていること。そういうことを全てひっくるめて振り返ると、心不全というプロセスも、実は大いなる自己調整の働きだったと見なす事ができるような気がします。

現場でのこういうケースを見る度、「ものごとの流れをどう見るのか」の重要性を、私は実感するのです。

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