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ウォーターセラピーの現場から

ウォーターセラピーは、問題解決の有効な手法の一つです。 ここでは、どのような問題がどう解決して行ったのか、実際にあった出来事を元にエピソード風にご紹介して行きます。尚、登場人物の名前は全て仮名です。


不思議体験

セラピーにお越しになる方の中には、世間一般には(今のところ)あまり受け入れられない、不思議な体験をしている方がわりと多い、という印象を受けます。もちろん、抑圧された感情などに基づく妄想的なものや、人に認められたいという気持ちから「自分は何か特別な体験をしているんだ」という事を主張したい方など、様々なケースがありますが、中には、そういった不調和的なものとは異なる健全な状況で、興味深い体験をしている方もいらっしゃるようです。

そういう方は、小さい頃からとか、ある時分から、霊的(あるいは異次元的)なものを見たり感じたりするようになりつつも、そのまま話すと変な目で見られるし、話したところで、自分にとっても他者にとっても、あまり良いことにはならないと学んで、めったなところでは話さないようにしているケースが多いようです。別に希望してそうなった訳ではないですし、自慢したいという気持ちも持ち合わせていないからでしょう。

にも関わらず、セラピーの現場で色々と話して下さるのは、私達の取り扱っている領域が非常に広範であることや、その関係で、私達の仕事そのものもまた、少々不思議なものと捉えられているからかもしれません。もちろん、そういうものが見えても困るということで、真剣に相談されるというケースもあります。いずれにしても、何か安心できるものがあるのか、一見ごく普通の感じの方が、ふと信じられないようなお話をして下さるのです。

割と最近あった興味深い話は、ハワイのマウナケア山頂へのツアーで、不思議な存在を見たというものでした。車外は氷点下の寒さだったにも関わらず、バスの外に、Tシャツ姿の西洋人のような存在を見かけたので、隣の人に「あの人、あんなところで何してるんだろう?」と聞いてみたら、その人には見えていないようで、いぶかしがられたとの事でした。それでも、ご本人にははっきり見えたので、さらによく見ると、肌も緑色っぽかったりして、どうも普通では無い様子。印象としては、異星人という感じだったそうです。

あるいは、高山での単なる幻覚ということもあるかもしれませんが、私はそうは思いませんでした。なぜなら、その方は、それまでそういう存在を信じていた訳でも無く、その場でも、冷静な判断力を維持したまま(隣の人には見えないのだと分かるや、無理にその話は続けなかったり、外気の事を考えたりしていた)体験を観察者的に見ていたからです。さらに、私は全然別な人から、似たような話を2,3聞いたこともあったからです。
 
例えば、冬のストーンヘンジ(こちらも氷点下前後)で、ソフトクリームを食べている双子の西洋人が、やはりピタッとした(ちょっと変わった)Tシャツだけで歩き回っていたという話です。彼らに話しかけられたかと思うや、忽然と姿が見えなくなったそうですが、遺跡の周囲には、人が隠れる場所も無いし、こんな季節にTシャツというのも変だし、第一、ソフトクリームを売っている場所が近くには無く、「やはりおかしい」という結論に至ったそうです。
 
こういう体験を直接した人や、話を耳にした人が、「白昼夢を見たんだ」と結論付けて、自分を安心させるのは簡単な事です。しかし、世の中には、想像以上に不思議な体験をしている人が多く、また本当に驚くべき体験をしている人ほど、あまりペラペラとおしゃべりはしないのだということを、私は、この仕事を通じて知る事になりました。そして、私達が顕在意識で認識している世界というのは、かなり限られており、それ故、なかなか解決できないこともあれば、思いがけない方法でパッと解決してしまうこともあるのではないだろうか、と思うようになりました。
 
今回は、セラピーによる問題解決とは直接関係の無いお話でしたが、「人がそれぞれどういうリアリティを生きているか」を知る上で、重要な示唆を含んでいると思います。自分が見たり感じたりしているものだけがリアルではないということ。また、自分の感覚だけに基準を置いていると、重要な何かを見逃す可能性があることを、私はこうした経験から学んだのでした。(byO)

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